第五話クリア 大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-




第五話=最終話。

兎に角、話が長い。しかしよくできていると思う。ただ、謎解きが簡単すぎること、黒幕は予想通りというかわかりやすかったこと(大逆転裁判1で思った通り)だった。ゲームというより、小説を読んでいる感じ。もう少し頭を使う謎解きが欲しかったな。とある重要な証拠の隠し場所も、予想通りの場所だったし。

一つ気になったのが、バロック・バンジークス検事が復活するまでの死神の動き。その間は暗殺はなかったみたいだけど、そのままバロック・バンジークスが出てこなかったら、死神は行動できなかったのかな?

そもそも、とある人物が裏取引をして罪を認めるんだけど、この行動が納得できないな。覚悟もなく事件を起こした?しかし、かなり優秀な人物だということ。つまり、行動の結果はわかっているはず。それなのに、行動した後に裏取引にのるだろうか。とあるキャラも、そういうことはしないはず、と言っている。まぁゲームなので仕方がないけど、設定上のキャラと行動が矛盾している。

早期購入特典でおまけゲームがあるんだけど、こちらはシンプルで面白い。

謎解きがイメージの逆転裁判シリーズだけど、今作はストーリー重視のゲームで、謎解きはスカスカ。魅力的なキャラもほとんどいない。ホームズというキャラは、有名なホームズを登場させているんだろうけど、キャラがイマイチ。結構無能なキャラとして登場しているので、ホームズ好きには評価が悪いのではないかな。キャラも使いまわしが多く、会話の流れもマンネリ。???のセリフが入っても、誰のセリフかすぐにわかったりするし、あんまり驚きがなかったな。

やはり、敵ではないけど、弁護士を引き立てるには魅力的な検事が必要だと思う。今回は、弁護士を追い詰めるような検事がいなかったかな。

ストーリーを楽しみたい人にはおすすめ。
謎解きを楽しみたい人には、簡単すぎるのでちょっとおすすめできない。



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