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憎いあんちくしょう あしたのジョー #53〜54

雪降るなか、力石の思い出を抱えて夜の町をさまようジョー。家族のない自分にとって、かけがえのない存在だった力石……。リング上での殺人は罪に問われない事実に、ジョーは逆に自責の念をつのらせる。自暴自棄となった彼は本当の殺人者となり、罰を受けようとまで考えるが……。脚本:小林 幸 監督:崎 枕

雪が降っている。線路の前に立ち尽くすジョー。おもちゃの猿のゼンマイが切れ動きがとまると力石が死んだこととだぶってしまう。

街には藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」が流れている。

電車にのっても力石の面影を探すジョー。力石かと思いきや、ブサメン。こんな古くからブサメンが登場するとは。

頭の中では、「矢吹くんの放ったテンプルへの一撃により・・・」と何度も何度も何度も何度も、しつこくリフレイン。これじゃ気がくるってもおかしくない。

暴力おでん屋で乱闘になるも、なぜかぼこぼこになるジョー。あんなに有名なジョーも、あまり顔が知られていないことに驚きだ。特に暴力団なら知っていそうなのに。

力石のために10カウントゴング。しかし、観客はもう力石のことを忘れ始めていた。なんだか切ない・・・

さまようジョーを見つけたブンヤ。ジョーをバロンへと連れて行く。そこには葉子が踊っていた。葉子と言い合うジョー。しかし、ジョーに言い負かされた葉子。

長編予告。次回金串登場。

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