向井理主演のドラマ。大杉漣や寺島進、寺尾聰と結構豪華。伊藤裕子は化粧していたので知っている人以外は誰が演じていたのかわからないと思う。
エロネタをメインに扱っている雑誌編集社。そこで本物のスクープをとろうと編集長と記者の底井武八(向井理)が調査するお話し。
途中で編集長が殺されてしまうんだけど、そのトリックで一つきになるところがある。〇〇が編集長を殺してすぐに電車に乗り込むんだけど、これは時間的にギリギリなトリックらしい。そのためには、編集長がその殺人犯の後を追いかけなければ成立しない。
しかし、犯人は編集長に1時間ほど駅まで待つように言って立ち去る。
つまり、そのまま犯人の言うことを聞いて編集長が犯人の後を追わないと時間が間に合わないはず。
まるで、江戸川乱歩にあった物語のように、言ったことを逆の行動をすることが前提。
もし編集長が言われた通りに行動していれば、アリバイトリックは成立しない。不確実なトリック。そのために大掛かりな準備をしているのに。