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有能!? 税務調査官 窓際太郎6

小林稔侍主演「窓際太郎の事件簿」シリーズ第6弾。

よくある研修先での税務調査のシーンで、ゆのみが3つしかないのに従業員が5人。2人水増し?ということで窓辺の有能さをアピールしているんだけど、これってちょっと強引すぎ。

まず、お客さんが来た時用に湯飲みがあるはず。
第二に、従業員が水筒・ペットボトルを持ってきている可能性。

仮に本当に従業員が3人だったとしても、来客用にプラス何個か湯飲みがあるはずなので、従業員分しか湯飲みがないのは不自然。
仮に湯飲みが3つしかない場合でも、水筒を持ってくる人だっているのに、なぜ湯飲みの数=従業員の人数と決めつけるのか。

従業員の人数=湯飲みの数、でさえ、上記の来客用の湯飲みが必要なので論理的におかしい。
従業員専用の湯飲み(例えば名前が書いてある)だとしても、従業員本人が水筒を持ってきているかもしれない。
また、従業員が全員正社員ではなく、パートであったとしたら、時間が重ならないので3つでも問題ないかもしれない。

そういったケースがあるのに、3つであるだけで架空人件費をみつけたのが優秀だというのは言い過ぎ。
ちなみに、このシーンでは社長らしき人物が、他の人は紙コップを使っているという雑な返答をしたので、ゴミ箱や経費を調べて紙コップが本当に使われているのか調べますよと言われて不正が見つかった。こうしないと矛盾が指摘できないんだけど、上記のような説明をされたらどうするのか。

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