人類初の宇宙移住計画により、2000人の入植者を乗せて宇宙船コヴェナント号は新たな植民地となる惑星オリガエ―6を目指していた。ところが突然のアクシデントで、船長が命を落としてしまい、その直後コヴェナント号は謎の電波を受信する。船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻であるダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である近くの惑星へと向かう。オラムやダニエルズを含む調査隊が惑星の探索を進めるうちに、そこは目的地よりもはるかに地球の環境に似ており新たな楽園と思われた。だが、それは人類の生存を賭けた想像を絶する戦いのはじまりだった……。
出だしは「パッセンジャー」っぽい感じかな。宇宙移住計画はよくある話。そこでエイリアンが出てくるのが今作。
映像は美しいし、観ていて厭きはしないんだけど、面白いとまではいかない。元祖エイリアンの絶望感のような雰囲気はない。映像が綺麗すぎるからかも。やはり、お化け屋敷みたいなちょっと暗い感じの中に出てくるエイリアン、涎をだらだらたらしながら現れるシーンが印象的。今作は何かも綺麗すぎて、記憶に残りにくい映画だった。
マイケル・ファスベンダー 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2018-01-10