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人種差別と・・・ 奇跡の絆

実話が元になった映画らしい。そのことを知らずにみていたら、人種差別の映画だった。ホームレスに食事を提供している夫婦。特に奥さんが夢にみたという黒人の男デンバーに心を開くように頑張る。夫ははじめ嫌がっていたんだけど、だんだんと仲良くなっていく。そして、黒人ホームレスの過去を知る。しかし、過去を知っても夫婦は変わらずデンバーを優しく見守る。そんな時、妻がガンであることを知る。

なんとなく面白くなさそうなタイトルだったので、観るのをためらっていたんだけど、これはなかなか良かった。どちらかというと感動系。約2時間あるんだけど、個人的におすすめ映画。

ちょっと考えさせられる作品。

ただし、多くを与えたものが多くを得られる、という言葉があるんだけど、結局金持ち(ボランティア)等、多く出来る人しか多く得られないということなのか。今を生きるのが精いっぱいのものは、どうしたらいいのか、という疑問がある。

この物語のボランティアをしている夫婦はどちらかというと恵まれていて富を得ている夫婦。だからこそボランティアができるわけだけど、富がある人はそれを手放してボランティアをすることがいいことだと説いているとすれば、富がない人は得るものも少ない。だからボランティアをしないという考えもあると思う。

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