新宿でデートをしていた草西英（朝倉あき）は、何者かに刺された中年男の死に際に遭遇する。「タカハシノヤツ‥」被害者の最後の言葉、謎のダイイング・メッセージを聞いたが怖くなりその場を立ち去ってしまう。通報を受けた警視庁捜査一課の岡部警部（高橋克典）は現場で岡部班と合流し捜査を始める。翌日、倉敷アイビースクエアで岡部班の松岡（中村静香）の友人が殺害された。そして意外な所で新宿の事件と倉敷の事件が繋がる！信濃のコロンボシリーズにも登場する「エリート刑事 岡部警部・高橋克典」が、田口浩正・佐野史郎ら岡部班とタッグを組む！倉敷・富山・東京にまたがる謎へ挑む旅情ミステリー!!信濃のコロンボ・寺脇康文も登場!?
前回、信濃のコロンボのラストシーンで一部流されていた岡部班が主役のスピンオフドラマ。ドラマとしては、前回の寺脇版信濃のコロンボをみた後にこのドラマを見ると、若干話の内容がわかる。
このドラマの主役は高橋克典なんだけど、上司役に近江谷太朗が出演していたので、ちょっと只野仁関係かな？と思ったりもする。全体的には真面目なドラマで、出演者も結構豪華。
別のドラマだけど、おかしな刑事のスピンオフドラマよりはよくできていたと思う。
ところで、今回このドラマで気になったのは、高橋克典が言うセリフで、「アリバイを隠すために」殺害したという風な言い回しがあったんだけど、これってちょっとおかしくないかな？（※聞き間違いでなければ）
アリバイとは、現場不在証明、つまり事件当時現場にいなかったという証明。
アリバイを隠すということは、現場にいなかったことを隠すということ。つまり現場にいたかもしれない状況になる。犯行が可能だと思われる、ということだと思う。
誰かの身代わりに犯人を演じるために、あえてアリバイを隠すこともあると思うけど、アリバイを隠すために新たな殺人を犯す、という行為の意味がわからない。新たな殺人を犯せば、そもそも他の事件でアリバイがあろうとなかろうと関係ない。殺人犯。
キャスト
高橋克典
田口浩正
佐野史郎
中村静香
鈴木貴之
濱田マリ
寺脇康文
川村陽介
原田龍二
朝倉あき
利重剛
河相我聞
近江谷太朗
中丸新将
斉藤暁
久保晶
伊藤毅
小倉優香
高崎翔太
新田祐里子
鳴神綾香
山口美優
熊谷修平
鈴木将一朗
金子なな子
渡辺杉枝 他