感動からお笑いまで こちら葛飾区亀有公園前派出所 #121〜124




かつて、両津は刑事をやっていたことがある。刑事ドラマにかぶれている両津は、かっこばかりつけていたが、刑事の仕事も甘くはなかった。

両津が19歳の若き刑事時代を描いた121回。相棒の南部刑事とともにヤクザを逮捕しようとするが・・・

今も履いているサンダルは大原部長からのプレゼントらしい。いや、さすがに甲の部分が外れたり底がすり減っているでしょ。

続いて、122話は「欲」の回と「髪型」の回。欲に従順な両津は馬券を買うときに配当の高さの魅力を捨てきれず買ってしまう。それが50万円→2500万円と大当たりを繰り返し、次にど本命の鉄板レースで1億円にしようという話。

これ、普通に考えればただの面白話なんだけど、ここ数年問題になっているはずれ馬券問題が含まれている。両津の場合は単にたまたま大当たりしたから問題になりようがないんだけど、例えば50万円当たったら、あたり50万円-そのレースのはずれ馬券=もうけ、になる。

つぎに、50万円をつぎ込んで1点買いで2500万円当たったので、2500万円-50万円=2450万円の儲け。

問題は、この2500万円をつぎ込んだレース。結果としては外れてしまったんだけど、税金上はそのはずれは経費にはならない。つまり2500万円から2500万円を除いた手元がゼロ、だから税金がかからない、というわけではない。

両津は合計2550万円当たった。その当たり馬券を得るために使ったお金は50万円。※50万円を当てたお金は考慮していない。すると、手元にお金がないのに、2550万円-50万円=2500万円の収入を申告しなければならない。

通常一時所得に該当するので、簡単に言うと半分の1000万円強として計算するんだけど、そう考えると、当たり→全額投資→当たり→全額投資は危険な行為。一度でも外れると多額の税金を払うお金が無くなってしまうからだ。

髪型回は、めちゃくちゃ笑ってしまった。寝癖がひどかった両津にスプレーで髪型を整えようとするんだけど、協力過ぎる。両津が誤って顔にかけてしまったんだけど、その時の表情も固定。元に戻す薬が切れてしまって、そのまま近所の知り合いに結婚式に。

久しぶりにこち亀で笑えた。

123話からエンディング曲が変更に。所ジョージでよかったのにな。新しい曲はあまり覚えていないので、初めてみたのかも。

123話はひどい回だった。赤ちゃんを捨てた両親が、「すててません!」って意味不明。両津が子守をする回。



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