小林稔侍主演「窓際太郎の事件簿」シリーズ第1弾。
気になったのは2つ。
1つ目は、野村昭子が演じる太郎のお母さんの医療費控除の質問。太郎が、タクシーを使えば医療費控除になるよと説明するんだけど、普通タクシーなんか勧めない。なぜなら、お母さんが疑問に思っていた通り、わざわざタクシーを使って贅沢して医療費控除の対象になったとしても、税金が安くなるのはタクシー代の一部。病院までのタクシー代が1万円、自家用車のガソリン代が1000円だったら、自家用車のガソリン代1000円で病院に行く方が断然お得。まさに、太郎のお母さんに対するアドバイスは、税務署員らしい杓子定規な説明。
しかも、医療費控除は一般的には10万円は認められないから、10万円以上の医療費・交通費がなければ、タクシー代を使ったとしても意味がない可能性がある。※補助金等は医療費から減らすので、出産の場合医療費控除の対象になるケースは少ない。
太郎の説明、お母さんに受け入れられないのはよくわかるな。
2つ目は、筆跡を確認するために、個人の確定申告書をチェックするシーン。その人は出版関係の仕事をしているよう。え、税理士に申告を任せないで自分で申告してるわけ？出版関係は個人経営？個人経営だとしても、申告書を自分で作成しているなんてある意味すごい。普通、税理士に申告してもらうと思うんだけど。
改めてみると、結構気になるところがあったな～。
出演
小林稔侍、麻生祐未、高田純次、北村総一朗、渡辺いっけい、小林克也、北原一咲、高杉亘、かとうかずこ、光石研、桜金造、野村昭子 ほか