高島礼子主演のドラマ。
会計課から異動してきた女刑事。そのため数字から行動を推理するという視点が面白い。
今回気になったのは、強盗犯を説得するシーン。2000万円の商品を盗むことについてのデメリットを説明。後40年生きるとして、(国外逃亡することが前提で)2000万÷40年で年50万円。12ヶ月でわると41,666円。それを30日で割り、さらに1日8時間で割ると時給170円くらい、という話。
仮に自首して捕まっている間に資格をとって、月収50万円になれば、年収600万円で4年で2400万円。どや!
そこで犯人は納得。
さて、今の2000万円と、4年間で2400万円。どちらがお得か。
これ、実は2000万円の方が得なんだよね。
というのも、通常給与から所得税・住民税・社会保険料が天引きされる。
ざっくり30%は天引きされるだろう。ということは、2400万円×0.7=1680万円。全然2000万円に届かない。
ということで、リアリティのないたとえ話で犯人を説得したことになる。まぁ普通の人は騙されちゃうんだろうな~。
全体的な内容については、普通のドラマだった。