2月25日放送のドラマBiz「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」をみて気になったこと。
女性のヘッドハンティングをしている話で、戸田菜穂が出演していた。その時の会話で、家賃はただ、出資金はある時払いの催促なし、といっていたんだけど、これってちょっとおかしい。家賃がタダなのは正しい処理をしていればどうでもいい。法人がタダで借りたとしても、税金を計算する際に寄付扱いになるだけ。問題は出資金のほう。ある時払いの催促なしで返済しなくていいって、出資金は返済しないものなんだけど・・・。銀行ドラマでそこまで無知な人間がシナリオ書いてるの?借入金じゃなく、社債でもなく資本金なんだけど。資本金を返してもらえると思っているとしたら、かなり無能。資本金の返済=減資。
次に、独立して新規に会社を設立する場合、前職と同じような仕事内容であれば、競業避止義務の問題があるんじゃないの?
最後に、新規設立会社がいくら有望だとしても、プロパーがいきなり5000万円の決済をするのかということ。もちろん支店長の自由にできる裁量があるのはいいんだけど、それでも何の根拠も保証もない出来立ての会社にプロパー融資するのかな。日本政策金融公庫とか保証協会付の借入ならわかるんだけど、一般的な融資ではないと思う。※この件に関してはそういったケースを知らないだけであり得るのかもしれないけど、通常新規設立会社は信用がないから銀行(プロパー)融資は厳しいはずなんだけどな。
ということで、今回の話はドラマだから適当な内容なのか、ちょっと気になる箇所があった。