ジョー欠陥 あしたのジョー #57〜58




ジョーは特訓を続け、西とのスパーリングでボディーへの見事な強打を決める。しかし西は、ジョーがまともに頭部を打たない事実に不審を感じた。段平は、力石を死に至らしめたことがジョーにパンチを打たせないのでは、と不安を抱く。やがて、ジョーの再起戦の日がやってきた。脚本:山崎晴哉 監督:吉川惣司

あの西が勇ましくなっていた。
ジョーとの対戦も物怖じすることもなく、パワフルに攻撃を繰り出す。しかし、ジョーのスパーリングで西は気付いてしまった。顔には攻撃してこないということを。

そのことに気付かずジョーの復活を喜ぶ丹下。「こいつぅ~」「こ~んにゃろう」と仲良しすぎ。しかし、その後再び西が試合前の準備にジョーに対戦してほしいといい、顔面攻撃ができるか確認。疑惑が核心にかわり丹下に話すのだった。

今回も差別用語が登場。

ジョーは復活試合。対戦相手はテンプルへの攻撃を防げばいいという指示。なにげにノーガード作戦はやめてしまったジョー。葉子が来ていたのでみつめているといきなり顔面にパンチをくらい、そのままぼこぼこにされる。しかし、ジョーのボディへの一発により形勢逆転。サンドバッグのようにボディへの連打。丹下がテンプルへ打ち込め!という言葉を相手の選手が聞いて恐怖する。殺し屋ジョー、そのジョーのボディ攻撃だけでもボロボロなのに、力石を殺したパンチを繰り出せといわれたらもう逃げ出したくなるだろう。

結局相手はテンプルへの攻撃を防ぐために顔面をガード。そこへジョーのボディ。ノックダウン。ジョーは見事復活。しかし、テンプルへの攻撃ができなかった事実は丹下と西は不安をいだくだけだった・・・



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする