ジョーの目にも涙・・・ あしたのジョー #23〜24




力石の再デビュー戦がTV中継された。2年のブランクを経て見事な勝利を収める力石。ジョーはその姿に闘志を燃やした。やがてジョー自身の退院の日が来た。ジョーと院生そして教官は、別れを惜しみながら堀越しの泥玉合戦で最後の馬鹿騒ぎに興じた。脚本:山崎忠昭 監督:富野喜幸

ガイコツは風呂屋を営んでいるらしい。変態番頭だな。

そして、ついに西も退院。ジョーに最初から懐いていた男、西。別れ際、ばいばい、と何度も振り返りながらジョーに手を振る西。しかしジョーは照れて返事はしない。ただ、泣いている西にハンカチを差し出すジョー。ハンカチを持っているジョー、なかなか。

その後も、雨に打たれながら練習をするジョー。なんとなく、ジョーって、メジャーの茂野吾郎っぽい。ジョーを参考にしてるのかな?

一方、白木ジムで頑張っている力石。テレビで力石戦を観戦するジョー達。いきなり優勢だったのに、カウンター一発でぼこぼこにやられる力石。しかし最後は力石の勝ち。喜ぶジョー達。

そしてついにジョーも退院。みんなとの言葉はいつもの減らず口。しかし、少年院の連中に土?(フン?)を投げつけられるジョー。しかしジョーも負けてはおらず、一緒に投げっ子。教官先生も一緒に参加。みんな楽しそう。なんだかんだ言っても、ジョーがいなくなるのは寂しい。

最後に、ジョーがばいばーいと手を振ると、少年院の連中もジョーに手を振る。

この回はよかった。演出:富野喜幸。

そして、ドヤ街にジョーがかえってきた!口笛吹きながら。みんなは口笛でジョーが帰ってきたことがわかる。前のアラクレジョーではないからか、町中で歓迎ムード。いつのまにか人気者に。きのこ、ひょろまつ、さち、太郎、ともう一人。子供たちはジョーに抱えてもらって恥ずかしがりながらも大喜び。

丹下ジムは完成していて、中にはマンモス西の名前が。そう、あのジョー大好き西もここにいたのだ。

拳闘に関しては、検討がつかない、なんてダジャレを言う西。
そんな和気あいあいとしたムードの中、葬式の花が送られてきた。なんとあの力石からだ。挑発されたジョーは怒り心頭、白木のもとへ向かおうとするが西に止められる。先に退院した西。社会の荒波にもまれ、何か変化があったようだ。

夜になると、町中から人があつまり宴がはじまった。これからのジョーの活躍を祈念して。

みんながジョーを迎え入れてくれる環境に、ジョーの心にも変化が。夜布団の中で涙を流すジョー。

泪橋を逆に渡ることを夢見るジョーの物語が、今始まる・・・

この回もいい話だった。

次回、旧友ゲリラが訪問するらしい。



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