ようやく段平はジョーを説得し、彼にボクサーの鍛錬として必要なハードスケジュールを申し出る。だが、ジョーには元々トレーニングなどやる気はなかった。そして下町の慈善家・白木財閥の令嬢・葉子に接触し、悪質な詐欺を企てるのであった。脚本:山崎忠昭 監督:奥田誠治
当時だと、100万円で100万長者と言われるくらいの大金を手に入れたジョー。お金持ちの令嬢をだまして、寄付金を大量に集める。そこで気になること。お嬢様はすぐに新聞社に連絡するんだけど、偽善?自分が寄付する行為を新聞に載せたいのかな。そういうのって、見返りを求めているよね。このお嬢さん、なんと20万もお金を出したらしい。
こういうのって、本当はそういう施設を運営する現物給付が正解。お金を渡してどうするのか。そういう施設に行かないでよく信用する気になるな。
それとは別に、丹下がジョーに対する愛情が半端ない。自分が働いている間、ジョーは特訓をしていると信じ続ける。あまりにピュアすぎて泣けてくる。
そんなジョーは、お金をためてジョーパラダイス(都市計画)を作る夢が。シムシティのように、ドヤ街を立て直すみたい。
丹下は土方なんだけど、メットをかぶっているのに、ジョーの投げた石で頭から血が。鉄筋が落ちてきたら死んでるな。メットの意味がない。
はじめてみているけど、結構面白い。