仲間由紀恵!? ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~ 第10話




木戸(浜野謙太)は若手社長として注目を集め、高野(波瑠)は最年少編集長に抜擢される。一方店がさらに苦しい経営状態に陥った礼治(田中圭)は木戸に借金を申し込むが…。別の日、常連客と店でシュミレーションゲームをする礼治はそのうちゲームの女の子が高野に似ていることに気づき…。すると店に本物の高野が現れる!その高野から「今日の最終便で外国に行く」と告げられた礼治は、ゲームの相手を高野に見立てているうちに!?

格ゲーブームが過ぎて閑古鳥が鳴きそうなゲームセンターワタナベ。客がいないので、いつもの常連も復活。ゼビウス少年も登場。ゲームをせずに世間話ばかりなので、礼治が追い出そうとする。元常連2人は女の子の話で盛り上がっている。どちらかというとヲタクっぽい感じの雰囲気だけど、礼治に彼女いないよね?みたいな感じで上から目線。そこらへんもイラッとしていたのかもしれない。そこへなぜかコギャルも登場。というかヤマンバかな?1997年くらいだったかな。FF7とかたまごっちとかが流行っていたころ。そんなギャルが入ってくると、しどろもどろな常連たち。ギャルとぶつかるとカバンから恋愛ゲームが・・・

それを礼治がお店でプレイ。ときメモではなくトゥルー・ラブストーリーというゲームらしい。プレステのゲームで1996年に発売。聞いたことがないな。なんか積極的なキャラがいて、その子の名前はのぞみというんだけど、みんなでワイワイゲームをやっていて礼治がまるで高野みたいだな、とつぶやくと、「誰が高野みたいなの?」という感じで高野が登場。するとみんなで「のぞみちゃん!」と驚く。

そこからが、このドラマの面白いところ。出ていく高野を追いかけると、ゲーム画面になる。セリフは下の方に枠がでて会話。もちろん選択肢もある。高野は外国に行くようだ。「止めるなら今だよ」と、恋愛ゲームっぽい感じ。

そして、そこでトゥルー・ラブストーリーの歌が流れるんだけど、なんと歌っているのは仲間由紀恵!!!ここで仲間由紀恵だすとか事故だな。

その後も、トゥルー・ラブストーリーのゲームのシーンに戻って、礼治がのぞみちゃんを高野に脳内変換。セリフを高野からのセリフに代えてドラマは進んでいく。これが、現実と見事マッチしている。というか、現実に合っているゲームを選んでいる。というか、ゲームに合わせた脚本がよくできている。

それ以外に、格ゲーブームが過ぎたことで、ゲームセンターワタナべはもちろん経営が成り立たない。前回無下に断った木戸に、500万円の借金の申し込み。はじめはokと言っていた木戸も、いきなり「だが断る!」と。まぁ、お金の貸し借りはよくないかもしれないけど、期待を持たせておいてちょっとひどい。木戸が嫌だといっていたら、もっとはやめに他の対処もできたかもしれないのに。「それは礼治くんの問題だから自分で解決してくれ」といった感じ。だったらはじめからお金を貸すとか言うなよな~。最後には、差し押さえ・・・

そして、再び2013年。礼治の家にいくとアカリが。高野と顔見知りのようで10年ぶりだとか礼治と結婚しているのとか軽い挨拶。そうか、あのまま外国に行って最近戻ってきたのかな?

ドラマが面白いんだけど、本来のストーリーはいまだ謎。



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