突っ込みどころ満載!? NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」




ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカーファミリア創業者のひとりである坂野惇子で、昭和時代の兵庫県神戸市や大阪などを舞台に、戦後の焼け跡の中で子ども服作りに邁進する姿を描く。

このドラマの何が面白いのか、何がテーマなのかわからないんだけど、坂東すみれの娘である坂東さくらの自己中さが大爆発!東京に行くと言い出したあたりから、ワガママになり始めていたけど、今度は人事部長の中西にこっそり「合格」のほうに自分と村田健太郎の2人履歴書を紛れ込ませる。そして、いざ面接に登場すると、どや顔で面接スタート、さくらとは違い、幼馴染の村田健太郎は控えめ。というか乗り気ではない。役員(社長)の子供がくることに従業員は仕事がやりにくくなると不安になる。それに気づいた母である坂東すみれは、子供たちが入社することはよくないと判断。それでも人事部長が客観的に判断するように嘆願する。無記名で行った試験結果は、さくらと村田健太郎は上位だったが・・・

最終試験の前に、面接の時点で2人は落とされていた。しかし、それに反発する娘さくら。身内だからという理由で落とすのはおかしいと。しかし、そもそも身内枠で勝手に書類選考の「合格」枠に入れておいてよく言うよね。こういうことをするから社員が気にすると言っているのに、すでにその身内のダメな行為をしておいて評価してくれという。そして、ドラマとしてはきっと採用するんだろうな・・・

普通の会社であれば、別に問題ないと思うし、場合によっては別の会社で修行してもらって後継者として育てる。だから、そもそも学歴も優秀だから身内びいきという話にはなりにくい。もちろん役員の身内には気を使うとは思う。しかし、今回はそもそも裏口入学のように、適正な方法での入社試験を行っていない。

実話を基にしたドラマであれば、さくらのモデルもいるかもしれないけどいい迷惑だよね。娘がいないのであればいいけど、こんなワガママな娘だと思われる可能性がある。優秀であれば何をしてもいいのか。そもそも無記名の試験でも、絵を観たら娘や息子が書いたものだってわかると思うんだけど・・・

人事部長もそういう裏口を認めるとは、さくらともども感じ悪いな~。



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