埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」。その四代目社長・宮沢紘一(役所広司)が主人公。
基本は池井戸潤のドラマでありがちなストーリー。資金繰りの悪い会社が、一発逆転を狙って新しい分野へすそ野を広げていく。銀行や他社からの圧力をうけつつも、なんとか活路を切り開くという、下町ロケット等と似たようなストーリーだと思う。
ただ、わかっていても面白い。過去には阿部寛や唐沢寿明等の主役でみた似たようなドラマ。今回は役所広司が主役。過去の主人公よりも年配だけど、従業員思いのいい社長。こんな社長の元で働きたい。
ところで、池井戸潤のドラマって、あまり顧問税理士が登場しないんだよね。例えば資金繰りで苦しんでいる時は、まずは税理士にも相談があると思うんだけど、全く出てきたためしがない。もちろん、会社が資金繰り表等自分で作成して、説得力のある言葉の裏付けとしての予測決算書なり試算表なりを銀行に提出できているのかもしれない。しかし、税理士が関与していないとは思えない。そこらへんどうなっているのだろう。
今回は、足袋を作っていた老舗が、銀行マンの言うことをきいて、新しくランニングシューズを作るという物語。今回登場するスポーツは、マラソン。
池井戸潤のドラマははずれがないので楽しみだ。また正月とかに一挙放送やりそう。
役所広司
寺尾聰
竹内涼真
山﨑賢人
キムラ緑子
志賀廣太郎
光石研
音尾琢真
風間俊介
阿川佐和子
檀ふみ
市川右團次
小籔千豊
上白石萌音
ちなみに、上白石萌音といえば、「君の名は。」のヒロインの声で有名。というか、それ以外は知らない。