雄山の愛! 美味しんぼ #115〜116




まり子の祖父が、婿取りの伏線として士郎に大レストラン経営を依頼。心動く士郎だが結局、僥倖に頼らぬ人生を選ぶ。士郎はその志をまり子の祖父に伝える場にいわし料理専門店・佐伝を選ぶ。

菓子対決を控え、和菓子「甘善堂」主人宅へ陶人設計の茶室を見学に来た士郎は、偶然訪れた雄山に”菓子の本質はこの茶室の中にある”と謎をかけられる。この意味を解いて士郎は勝負に臨めるか!?

第130話 いわしの心
第131話 究極VS至高 菓子対決!!

いわしの心は、二木グループから引き抜きの話がでる士郎。実はツインタワービルのレストランの責任者を任される士郎。その裏では、まり子の婿候補としての誘いでもあった。そのことをまり子の叔母さんがばらすと考えてしまう士郎。イワシという意味のサーディンから佐伝という料理やの屋号を使っているお店で、イワシ料理をまり子の祖父に食べさせて、これが俺の気持ちだ!というんだけど、あまり意味がよくわからない。要は、まり子との結婚がちらついて正しい判断ができなくなっただけ。なぜかその席に近城も出席している。
結果としては、栗田が帰りに山岡におごってあげるという展開。

久しぶりの究極対至高の勝負。陶人くんの設計した茶室に誘われた士郎。なんと有名な菓子屋のお菓子が食べられるということでついていく。そんなところに登場するのが海原雄山。そこで、菓子に大事なもののヒントを士郎に出すあたり優しすぎる。

特別に出された菓子は、マスカット入りのモナカ。京極さんは「うれしい不意打ち」だと喜ぶが、指に果汁が付いた雄山は、売れませんな、という。店主も「5分ほど前に作りました」と、食前に作ったことを教えてくれる。

士郎は海原雄山のヒントをなんとか理解し、対決に臨む。雄山の出した料理は干し柿。京極さんは、「むほ!」とおいしさを表現。次に士郎が出した料理も柿。当たり前のように、お菓子の基本は柿だと言い始める士郎。雄山のヒントがあったからわかっただけなのに・・・

結局勝負は引き分け。しかし、士郎は雄山のおかげで引き分けになっただけで、実質は負け。初期の士郎をけなす雄山はいなくなり、いまでは士郎を学ばせるための対決。優しい父親だ。

最後は、再び栗田が山岡をおごることに。「奢るから金貸して」と山岡が珍しくご馳走しようとする回。借りた金がいつ戻ってくるかは不明だけど。

第130話 いわしの心
キャスト
二木まり子・・・島津冴子
近城勇・・・難波圭一
二木輝子・・・吉田理保子
二木会長・・・勝田久
まり子の父・・・依田英助
店の主人・・・掛川裕彦
仲居・・・達依久子

第131話 究極VS至高 菓子対決!!
キャスト
京極万太郎・・・渡部猛
甘田・・・北村弘一
甘田夫人・・・達依久子
審査員A・・・坂東尚樹
審査員B・・・掛川裕彦



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