いつもは、海原雄山のツンデレや山岡士郎の物言い等で笑わせてくれる美味しんぼ。今回は、30年前に食べたトンカツの味を忘れられない大富豪がとんかつ屋の主人を探すお話し。
30年前に世話になったトンカツ屋。渡米してフランチャイズ展開が大成功した里村。当時食べたトンカツを食べようと日本に帰国するも、トンカツ屋がみつからない。そこで、東西新聞の社会欄に、里村の当時の話とトンカツ屋を探している記事を掲載。老人ホームにいたトンカツ屋夫婦を見つけることができた。
このトンカツ屋のセリフに、トンカツを気軽に食べられるようになりなさい、といった風な言い回しがあるんだけど、社会人には重い言葉じゃないかな。今の世知辛い世の中、美味しんぼのようなバブル世代ではなく、不景気で低賃金の現代では、トンカツを気軽に食べられる人も少なくなっただろう。渡米して大成功した里村のような人にはなかなかなれない。
それはさておき、今回は普通にいい話だった。
トンカツも美味しそうだった。
さすが美味しんぼ。
その後再びこの回を観て気になったことが。
里村はトンカツ屋をやめていた主人にトンカツ大王をプレゼントする。
さて、これは贈与?それとも賃貸?
贈与であれば贈与税は?賃貸なら価格設定によっては赤字になって商売にならないんじゃ。食材にこだわりすぎているのに。そもそも食材が手に入らなくてトンカツ屋をやめたんじゃなかったのか?仕入れのルートは確保したのか?などなど、気になるところが。
キャスト
里井・・・岡部政明
中橋・・・あずき欣平
中橋夫人・・・達依久子
社会部部長・・・石森達幸
若い頃の里井・・・中村大樹
男A・・・梁田清之
男B・・・菅原正志
ドライバー・・・茶風林