ドラクエ回! ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~ 第04話




1987年11月。一浪の礼治(田中圭)は受験勉強に励み、木戸(浜野謙太)も予備校で追い込みをかけていた。そんな中、礼治は街で高野(波瑠)に出会う。すっかりあか抜けまさに女子大生そのものの高野は、金持ち風の男の車に乗り走り去っていく。ショックで全てを投げ出したくなっていると、窓の外からファミコンのソフトが投げ込まれる。それは今日発売されたばかりのゲームだった。礼治はそのゲームを始めてみるのだが…。

今回はすごく面白かった。ドラクエⅠからはじまる。ゲームセンターの経営者である父、渡辺雅史が遊んでいる。息子の礼治は一浪で受験勉強中。ゲームは合格するまで禁止。父がローラ姫を救出した後、宿屋に泊まると宿屋の主人が「ゆうべはおたのしみでしたね」なんていうセリフがあって大興奮。そして特別ゲストとして堀井雄二も登場。

しかし、ドラクエⅡの発売日。みんなはドラクエⅡを購入してプレイ。街でみんなが青い箱(ドラクエⅡ)を持っているのをみて、勉強よりもゲームがしたくてたまらない礼治。窓を開けてたまった鬱憤を晴らすために叫んでいるとドラクエⅡが投げ込まれる。プレイしてみるとすごく面白い。父親がドラクエⅡをさせてというと、カセットをもってとんずら。ドラクエⅡでは、サマルトリアの王子を追い求めるシーンがある。そして、ゲームでの追いかけっこが、リアルでの追いかけっこに変わる。礼治は木戸を探し始める。木戸も予備校で勉強していたんだけど、英語の授業中に黒板に書かれたクエストという文字をみて、ドラクエが頭から離れず、その場から逃げ出した。その後は、会話のやり取りがドラクエ風のコマンドがでる。ドラクエⅡのサマルトリアの王子のように、なかなか巡り合うことができず、やっとのことで出会うことができる。そして、勉強を忘れて二人でドラクエⅡに夢中になる。

ゲームに夢中になり言い争っていると、女子大生の高野(波瑠)が登場。金持ちに貢がれている風で、高級なコートを着ていた。そして、そのコートを脱ぐと、ムーンブルクの王女がラーのかがみでもとに戻るシーンとリンク。これで仲間が3人そろった。

そのあとは、高野がゲームのレベルを上げておくから勉強に集中するように言う。レベルアップやラリホーなど、ゲームのシーンとリアルのシーンがうまくリンクした面白い回。

そして、試験日前日、なぜかドラクエⅡのクリアを目指す。ロンダルキアの洞窟で何度も何度も死んで、なんとか洞窟を超えると、真っ白な世界。そして朝になる。

どうやらその後ゲームをクリアしていたみたいで、受験もなんとかクリア。

最後までゲームとリアルがうまくリンクしていてすごく面白かった。
今では考えられないけど、ドラクエⅠからドラクエⅡの発売までの期間は1年もないんだよね。それなのに、今でも語り継がれるゲームってすごい。

次回はゲームボーイが登場!

それにしても、ロンダルキアの洞窟がでた瞬間、階層の数までしっているという。



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