この物語は、よくありがちな父と娘や上司部下の男と女のドラマ。だいたいこういうドラマは娘役の女が自己中でキーキーとうるさい。このドラマも本仮屋ユイカがうるさくて仕方がない。超優秀らしいんだけど、全然優秀な一面を見せることもなく、主役は渡瀬恒彦。一人で十分な感じ。
また、こういった弁護士や検事ドラマでありがちな、負けません!という相手の言葉に、勝負しているわけじゃない、と返すお決まりのパターン。どうしても主役を際立たせるために、周りを無能な設定にするのは嫌だな。
後は、無駄に視聴者に謎があるような言い方をするシーン。渡瀬恒彦のコートには物語がある、みたいな言い方。どうでもいい。長年一緒に住んでいる娘が今更そんなこと聞くなよ。
ということで、このドラマの気になるところ。
ひとつめは、美容院の経営者が不渡りになりそうだからお金を盗んだという設定。美容室で不渡りになる?基本的に現金商売で売上がすぐにお金になるし、支払いは材料代とか光熱費とか手形とか使う業種じゃないんだけど・・・。シナリオ適当過ぎ。
ふたつめ。死亡した人の位置がおかしい。トイレの便器に覆いかぶさるように死んだのに、死体(遺体)のシーンは、便器から距離がある場所に倒れているという。
いい加減なドラマ。