公式サイトのあらすじを読んでいればわかることだけど、この特別篇「時を超える逆転」は、本編の後日談。
実は、あまりあらすじを知ってしまうとゲームが楽しめないので細かくチェックしていなかった。
成歩堂龍一、御剣怜侍、矢張政志の3人の登場に、時を超える逆転、というイメージから、過去の話なのかと思ったのだけれど、上にも書いたように、本編の後日談。
つまり逆転裁判6の現状で3人が登場するというだけの話。
(*ネタバレになるかもしれないが、イトノコ刑事がでないかとちょっと期待していたのに!)
ということで、特別編の感想。
まず、時を超える逆転の前半のネタは、プレイしてすぐにわかる内容。
それをだらだらと話を追っていくという苦痛な作業が続く。
犯人も、登場したときからこのキャラだな、という第一印象通りそのままだった。
ということで、アイデア自体がもうないんだろうな。
途中の謎解きも簡単すぎるし、ゲームではなく、読み物を読み進めているだけの状態。
そこに、逆転シリーズのキャラがでているというだけ。
幅広い年齢を対象にしているからかもしれないけれど、もう少しやりごたえのある謎解きじゃないと物足りないと思う。
無料だから許せるけれど、お金を払ってまでプレイしたいとは思えない。
ただ、この特別編をプレイして気付いたこと。
真宵ちゃんに対してナルホドが言ったセリフだったと思うけれど、
「く、倉院の里・・・」
というのがあった。
そこで、そういえば、「くらいんのさと」だよな。クラインの里、クライン王国・・・
と、今更ながら、本編のクライン王国と倉院の里との繋がりに気付くことができた。
もしかしたら、初期の作品では「くらいんのさと」とわかる読み方が出ていたかもしれないけれど、「くらいん」なのか「そういん」なのか、漢字だけだとよくわからない。
本編を通して謎解きは簡単だったけれど、ここだけは気付かなかったな~。