まず、家族設定が不明。あらすじを観ておかないと、女の子との関係がわからない。おじいちゃんと、シズオと娘という3人家族。仕事を辞めて無職のシズオ。漫画家を目指すシズオ。すぐに絵がかけるところがすごい。そして、下手ウマな感じで味がある。
蛭子もお店の店長として登場。
シズオ、ファーストキッチンでバイトはしているみたい。あだ名は店長。
少年野球のチームでのあだ名は監督。
息子のことを心配する父親。「貴様死ね!」と目を覚まさせようとする。
山田孝之に将来のことを考えないような話をしていたんだけど、俺今将来中か!?と自分は現実をみつめないといけないことを自覚するシズオ。秀一くんの家でくつろぐシズオは、お風呂に入ってバスタオルしたままビールをぐびぐび。くつろぎ過ぎ。この秀一(山田孝之)は、口数は少ないけど、理不尽なことにはおこれるカッコイイ男。
中学館に何度も漫画を持ち込むもボツ。しかし、佐藤二郎に占ってもらってペンネームを変更。中村パーソンになったら、いきなり面白い作品と評価され、佳作。雑誌に掲載される。EKKE。それで気をよくしたシズオ、もうプロしかないと思い込む。しかし、父親は今回の件を記念に、真面目に働くように言う。
一方、すぐに仕事をやめる秀一も、髪の毛を黒にしてスーツを着て就職活動。友達の宮田と一緒に3人で食事をすることも。
宮田はサラリーマンとして頑張っていたが、やさしすぎるから自分には無関心だと意味不明の理論で、前妻と離婚している。男の子が一人いる。しかし、前妻が再婚を考えているときかされ、宮田もサラリーマンを辞めることを決心。パン屋をやろうと思っているらしい。そこへ秀一を誘う。
どうやら、自由人シズオに影響されてしまったようだ。
一方、もう連載も確実かと思われたシズオ、担当編集者がシズオに影響されて退職。新しい担当者は指原莉乃。そくボツにされて落ち込むシズオ。気晴らしに激安ヘルスへ。スッキリして帰ろうと部屋を出たところで、娘と遭遇。
もう頭の中が真っ白になり、自転車で歩道橋を下っている時に事故。しかし頭が頑丈だったので、なんとか助かった。
父親として、やめなさいと忠告するシズオ。父親が無職だし、漫画を描いてほしいからお金をためていたらしい。このお金に関して、一度シズオが娘に2万円借りるシーンがある。これが伏線だったんだな。
最後に、宮田が、ミ・ヤータというパン屋を開くところで話はおわる。
最後のエンドロールまでよくできていて面白かった。
それにしても、シズオ、才能があってうらやましい。
キャスト
大黒シズオ:堤真一
大黒鈴子:橋本愛
宮田修:生瀬勝久
市野沢秀一:山田孝之
村上政樹:濱田岳
宇波綾:指原莉乃
宮田の前妻:水野美紀
大黒志郎:石橋蓮司
スタッフ
監督:福田雄一