面白さはないが内容が濃い映画 クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴




シングルマザーの母親であるミシェルが、息子のジョーイと一緒に生活していたが、息子がけがをしたことで監督能力が問われ、その審査がある場所へ向かっていると、道に迷ってしまう。そこでお店で場所を聞くと店員は知らないというが、たまたまその場所にいたミシェルの女友達の父親が車で送ってやろうかと誘ってくる。約束の時間まで歩いて30分以上かかるのに、もう時間がそれほどない。車で送ってもらえれば間に合う。そう思ったミシェルは、その父親であるカストロの誘いに乗って車に乗り込むが・・・

そこから、ミシェルはカストロの家に連れ込まれ、監禁。もちろん強姦等ひどいことをする。鎖等で逃げ出させないようにするカストロ。しかしそれだけでは終わらない。なんと新しい贄を連れてくる。何度も脱走を試みるが失敗。次第に心も体も衰弱していく。

個人的には、よく監禁した女性を食べさせられる経済力があったなと思う。というのも、この男、本来の家族がいる。一緒には暮らしていないみたい。そこへ、監禁した女性の食事代。家は結構ボロ。裕福でもない。そこに、10年近くも監禁していた。それも1人ではない。

そして、驚いたのはこの話は実話をもとにした映画だったということ。

2013年5月、アメリカのオハイオ州で発覚した実話

日本でもこういった事件はあったけど、今回のケースは結構雑な設定だなと思ったのに実話だったとは驚き。もちろん、実話通り緻密に再現されているわけではないと思うけど。

1時間30分ほどの映画だけど、こういう映画の方が見ごたえがある。

ホラーっぽい映画かと思ったら、そういうのではなかった。

※ミシェルとかジョーイという名前が2つもでてくると、どうしてもフルハウスを思い出してしまう。



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