片平なぎさ主演のドラマ。山村紅葉や大村崑のやり取りも面白いこのドラマ。今回気になったのは、山村紅葉が片平なぎさは「有給」で休みだといったこと。片平なぎさは石原明子の役で、石原葬儀社の社長。つまり「役員」。代表取締役だろう。となると、会社との関係は雇用契約ではなく委任契約。通常、役員は給料に日割り計算という概念はない。なぜなら、役員は期間で報酬が決まっているから。簡単にいうと、年俸これだけで1年間働いてくださいね、ということ。その間に働こうとそうでなかろうと、給料(報酬)は変わらない。そんな役員に「有給」という言葉を使うのは明らかに間違い。こう言ったことは誰も指摘しないのだろうか。
あと気になったことは、安達祐実の本当の恋人と考えられた人物が殺されたんだけど、なぜ自宅の部屋の中なのに簡単に犯人が侵入してきて、後ろから刺されるということになったのか。しかも深夜。安達祐実が恋人ならその人物が自由に自宅に入れるとは思えないし、犯人を呼び出したのなら背後を無防備にしているとも思えない。犯人が自分の痕跡がばれたと思って殺しにきたのであれば、なぜそのことを知っているのかも不明。
最後に、安達祐実が決死の覚悟で犯人に自分を殺させようとするんだけど、第三者がみていたとしても、これは明らかに殺意がない。なんの証拠にもならないと思うんだけど、この意味は?そんなことでだれかを陥れられるのであれば、みんな同じ行動をとると思うんだけど。
今回の話は、ちょっとストーリー的にすっきりしていなかったな。
片平なぎさ
神田正輝
若林豪
大村崑
山村紅葉
安達祐実
中山忍
持田真樹
田中幸太朗
松永博史
池田努